IH調理器といえば気になるのが電磁波
「アメリカやヨーロッパでは IH は危ないので普及していない」とか「電磁波を浴びると白血病になる」とか耳にすると不安になりますよね。
そこで、IH調理器はどれぐらい危険なのか調べてみました。
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)のガイドラインでは、健康に悪影響が出るレベルより十分低い値(200 μT)を制限値としています。
これが本当に安全な値なのかの議論もありますがひとまず置いといて、このガイドライン値と家電の電磁波を比較している資料があったので掲載します。
下図のグラフの赤線がガイドラインの値です。
(引用元:https://www.aeha.or.jp/safety/pdf/emwave_detail.pdf)
すべての家電で ICNIRP のガイドライン値を下回っていました。
あれ、IH調理器それほど強くない、むしろ・・
温水洗浄便座
IH調理器の4倍ぐらい電磁波出てる!
電動歯ブラシ や 電動マッサージ器 に至っては10倍以上出てるじゃない!
表を見ると、電気カーペットとか便座とか歯ブラシは体に接触させて使うものだから計測距離も 0cm になってますね。だから、強い値が出ているというのはあります。
ただ、
便座は毎日使用してそこそこ長い時間付き合うものです(※個人の感想です)
妊婦さんで胎児への電磁波の影響を気にしている方は、IH調理器のほかに便座も注意した方がいいかもです。胎児との距離も近いですし。
一体、便座のどこから電磁波が・・・!?
と思ったら調べてくれているサイトがありました。
ウォッシュレットの電磁波測定から分かったお尻を電磁波から守る方法
このサイトによると、一番電磁波を出しているのは、
便座を温める暖房
だそうです。
腰の当たりで 50~70 mG(5μT~7μT)ほど出ていました。
暖房さえ消してしまえばウォシュレット機能は 6 mG(0.6μT)とそれほど高くありません。
上記サイトにも書かれていましたが、
夏場は暖房を切って、冬場は座る直前に暖房をオフにする
のが電磁波の影響を少なくできそうですね。
電磁波のことを調べていると電磁波の強さをガウスで書いているサイトとテスラで書いているサイトがあります。
この2つは簡単に変換できて、
1テスラ = 10000ガウス
です。
なので、ICNIRP のガイドラインの 200μT(マイクロテスラ) は 2G(ガウス)と同じです。
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