夏の終わりになると、げっぷが止まらなくなることがあります
一番ひどかったときは15秒に1回げっぷが出て、それが一日中、何週間も続きました。
げっぷをするたびに「正」の文字をつけていったのですが、100個ほどつけたところで気が滅入ってしまったのを覚えています。
腹痛や吐き気と比べるとマシなのですが、止まらないげっぷも地味に辛い・・!
たまらず病院に行きました
ですが、「げっぷは病気じゃないよ」と言われて胃薬を出されただけでした。
「気になるなら胃カメラする?」とも言われたのですが、げっぷ以外の症状もないので胃カメラする踏ん切りもつかず・・。
結局、1週間ぐらい薬を飲んでも一向にげっぷは収まりませんでした。
ネットで止まらないげっぷを調べてみると、大体「空気嚥下症(呑気症)」と書かれています。
呑気症
空気を大量に飲み込んでしまうことによって、げっぷやおならがたくさん出たり、腹部膨満感を覚える症状のことである。呑気症(どんきしょう)とも呼ばれる。
(引用:空気嚥下症 - Wikipedia)
原因はストレスなどで無意識のうちに空気を呑んでしまっているらしいです。
私たちは仕事や人間関係などで緊張したり、不安になったりしたとき、ゴクリと唾液を呑み込んだりしますが、そのときに空気も呑み込んでいます。そうしたストレス状態が慢性化すると、知らないうちに呑み込む空気の量が多くなって、胃や腸にたまり、ゲップやガスなどの症状が出やすくなります。
(引用:https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/135.html)
うーん、それほどストレスがあるわけではないし、唾液を飲まないようにしてもやっぱり15秒ごとにげっぷは出るし・・・ なんとなく違う気がする。
たまらず漢方薬局に行きました
他の病院に行っても同じ診断になりそうな気がしたので、生まれて初めて漢方薬局に行ってみました。
症状を説明して、舌や脈を診てもらいました。
漢方薬局のおじさん曰く、
「東洋医学ではげっぷは病気の前兆と考えられていてよく効く薬がある」
ということで 半夏瀉心湯 と クマザサエキス を処方してもらいました。
半夏瀉心湯
胃腸の働きをよくして、食欲不振や胃もたれ、吐き気や嘔吐、お腹のゴロゴロ、下痢などを治します。また、口内炎や神経症にも適応します。体力が中くらいの人で、みぞおちが張りつかえ感のあるときに向きます。
(引用:http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se52/se5200123.html)
げっぷというと半夏瀉心湯というぐらい有名だそうです。
クマザサエキス
クマザサエキスは触れた部分の炎症を鎮める作用があるそうです。
黒くてドロッとしてます。
この2つを飲んで3日後、げっぷの間隔が徐々に空いていき・・
1週間後にはげっぷが止まりました!
これには驚きです。
漢方は人によって合う合わないがあるらしいので、万人に効果があるのかは分かりませんが、自分には抜群に効果がありました。
それから、ちょくちょくげっぷが止まらなくなることもあるのですが、半夏瀉心湯とクマザサエキスを飲むと大体1週間かからずに落ち着きます。
半夏瀉心湯は街中の薬局でも売っているので、げっぷで悩んでいて医者でもらった薬が効かないという方は一度試してみてはいかがでしょうか。
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